チョウトンボRhyothemis fuliginosa Selys
本種も夏を代表するトンボ。
現在は、春のトンボは姿を消し、シオカラトンボ、ギンヤンマなどが中心となる日々です。
その中でも少し汚れたような水辺でヒラヒラ、フワフワと飛び交って異彩を放っています。
近縁の
Rhyothemis には、オキナワ
チョウトンボ(
Rhyothemis variegata imperatrix Selys)、ハネナガ
チョウトンボ(
Rhyothemis severini Ris)、スキバ
チョウトンボ(
Rhyothemis phyllis phyllis)がそれぞれ南西諸島で生息しています。
また、
チョウトンボには「国際動物命名規約」に含まれない「型」として、翅の先端が黒い
f.noshime(ノシメ型)が知られています。
いずれも、後翅が広い特徴がありますが、さらに広いグループ、ハネビロトンボの仲間(
Tramea species)などは、南西諸島など、島嶼地区に特に多く分布しているようです。
他のトンボの仲間達と違い、縄張り争いも優雅に見える動きで、交尾している時間も長く、縄張り付近を飛び回っています。
翅色は、光の加減で様々な色合いを見せますが、やはり、「百聞は一見にしかず」。
現在、最盛期ですので、是非ご覧いただきたいと思います。
